10分日記

あなたは日本を語れるか

 

好きだから知りたくなるの。あなたは自分の国を好きじゃないの?

 

「好きです」と答えられなかった。あまりにも知らないことが多すぎた。留学生から無邪気に投げかけられた質問に、ものすごく衝撃を受けた。

 

そういえば、学校とかの授業でも日本の歴史は教えてもらっていたけど、サラッとだったイメージがあるし文化については「このページ見といて」で終わった気がする。

歴史も歴史で平安や戦国など有名な部分はあるけど、今につながる“近代”はまるで「話すのはタブー」というように扱われ、学校で多少学んでも会話としては広がらず、触れるのも期間は小・中・高校生くらいまでとかなり少なかった。

文化も伝統芸能も、知らない人は知らない。興味がないという人ももちろんいると思うけどそもそも最初から触れていないのかもしれない。触れる機会が用意されてないのかもしれない。

 

今、W杯や東京オリンピック開催をきっかけに“日本”が注目され、日本も歴史や様々な文化を発信しようとしている。

それでもなんとなく「他人事感」が消えないのは、日本に住む人ひとりひとりが日本の文化や歴史が、今の日常と繋がっている感覚がないからではないか。

海外に行って感じたのは、海外の方は自国のことが大好きだということ。

自分の国の文化や歴史に誇りを持ち、次の世代へ繋いでいくことを楽しみにしていた。

 

日本でも誇れる文化はいっぱいある。でもそれを「語れるか」と言われたら難しい人が多いかもしれない。

戦争の記憶だって、それがなければ起こらなかったことはたくさんあるが、戦争があったからこそ得られた反省・教訓があるはず。

そこを改善し未来へつなげていくから悲しい過去でも、無駄になることはない。語らなければ伝わらないし、伝わらなければ活かせない。

触れない方が問題なのだ。

 

 

現在の流行は、本当に新しいものを作り出しているわけではなく、過去あったものを現在の考え方と組み合わせ、“新たなもの”として世に送り出されるらしい。

人はいつだって過去に支えられ、今と未来を生きている。

日本の昔から伝わる文化や歴史に触れること。そして過去からの知恵や教訓を今の生活に活かしてみること。文化や歴史を日々の生活に取り入れ感じてみること。

そしたらもっと、日本が好きになるんじゃないか。語りたくなるくらい好きな“日本のなにか”が見つかるんじゃないか。

 

今日がそんな日のきっかけになったら素敵だと思う。

 

 

 

即位礼正殿の儀、生中継で見たかったな

 

ABOUT ME
りゆ
世界一幸せな女性です。ビビり。ライター,歌い手,心理カウンセラーの3本柱を作るべく活動中。ブログ書いたり、歌ったり、三線を弾いたり、カウンセリングしたり、小説書いています。好きなものは大豆製品と MASAAKi TAKAHASHi 。特技は布団干し。前田デザイン室ぬけだ荘住人。